何か大きな(自分なりの小さなものでも良い)結果を生み出したその後に。人も組織も一足飛びには成長しない。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
人も組織も。
どうしたって一足飛びには成長しない。
昨年の秋にイングランドで開催されたラグビーワールドカップ。
日本代表は、ワールドカップ2回優勝と世界屈指の強豪国である南アフリカを、初戦で下し世界を驚かせました。
いよいよ、日本ラグビー悲願の「ラグビー強豪国入り」か!?
ラグビーファンの思いとともに、今年、世界最高峰「スーパーラグビー」(全18チーム)に日本からは「サンウルブズ」が参戦することに。
ファンの期待は高まっていたのですが・・・
ここまでの結果は開幕5連敗。
■サンウルブズ開幕5連敗、堀江主将「次に向けて」(日刊スポーツ)
先日行なわれた5戦目は対キングス戦。
ここまで勝ち星の無いチーム同士、現在18位と17位の戦いとなりましたが、結果は28-33の惜敗。
ただ、5連敗とはいえ、これまで1点差、2点差、5点差などの僅差での敗戦もあり、サンウルブズがスーパーラグビーの一員に値するチームであることは明らか。
チームが、開幕2ヶ月前に編成された、いわば”急造”であったことからしても、選手達の地力の高さを証明したとも言えると思います。
と、良いトコロまで行っても、なかなか勝てない。
ラグビー選手に限らず、”評価される結果を出す”というのはそう簡単なことではないですね。。。
そして、こんなニュースも。
■【ラグビー】エディー前HC、後任不在に「信じられない」
昨秋のワールドカップ、日本大躍進の最大の立役者と言って良いでしょう。
日本代表の前ヘッドコーチで、イングランド代表監督のエディー・ジョーンズさんのコメントが報道されています。(エディーさんはW杯後、イングランド代表監督として、欧州6か国対抗で13年ぶりの全勝優勝を果たしています)
現在、日本代表監督が実質不在の状況について
→「信じられない」
スーパーラグビー(SR)のレッズで出番が少ない五郎丸選手について
→「W杯から向上させていない。だからSRの一番弱いチームでプレーができないんだ」
イングランド代表監督として日本とテストマッチを行なうことについて
→「弱いチームとはプレーしたくない。感傷的にはなりたくないので」
これまでも、W杯で共に快挙を成し遂げた日本ラグビー界に対する厳しい発言が報じられているエディーさん。
これは、日本ラグビーを愛するが故の叱咤というよりも、優秀な指揮官としての”リアリズム”ではないかと思うのです。
何か大きな(自分なりの小さなものでも良い)結果を生み出した時、新たな目標を定め、自らを過大評価せず、そこに向けて努力をし続けることができるか。その精神が、結果において大きな差を生むのでしょう。
桃野も肝に銘じます。
ということで、二期目の当選時の写真を。
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