世田谷には、貴重な "みどりとみず" が、残されています
三連休最終日。
桃野は成城ホールで行なわれた「世田谷区の多様性地域戦略づくり」キックオフイベントに伺っておりました。
世田谷区には国分寺崖線、野川、多摩川、、、
東京都心では少なくなってしまった貴重な”みどりとみず”がまだ残されています。
桃野も野川沿いを散歩したり、ジョギングしたりすることがありますが、遊歩道から魚、カモ、時にカワセミ等を見かけると何ともいえず心が和みます。
この貴重な自然や生き物を次の世代に大切にバトンタッチしなければ。
そんな世田谷区にあっても、農地や屋敷林の減少、宅地の細分化などによる生き物への影響が危惧されて久しい状況。又、外来種による日本古来の生態系への影響も懸念材料です。
生物多様性地域戦略は、現状を理解し、生物多様性の恵みを将来にわたって受けるためには、我々は何をすれば良いかを考え、地域レベルで取り組んでいく具体的な行動計画。世田谷区では、これから検討部会などで、その策定に向けて審議をすすめていこうというところです。
昨日は関連イベントとして、子どもから大人まで、楽しみながら、自然環境の保全について学ぶイベントが世田谷区主催で開催されました。
日本自然保護協会自然観察指導員、東京都鳥獣保護員、などを経て現在テレビやラジオで活躍中の”プロ・ナチュラリスト”佐々木洋さんの「生きものおもしろ講演会」では会場は大・盛り上がり。
(会場は家族連れの方も多く、小学生ぐらいの子ども達がたくさん参加されていました)
会場の子ども達に生き物に関するクイズを出したり、意見を求めたりしながらの佐々木さんの進行で、子ども達も「はーい!はーい!」と手を挙げて、積極的に発言をしていました。子ども達にも環境を守りつづけることの大切さが伝わったのではないかな。
(会場に来ている子ども達は元々生き物や自然が好きなんだと思いますが)
多くの人々が身近な自然を慈しみ、そのかけがえのない自然を次の世代にバトンタッチする気持ちを持ち続けられる街をつくって行きたい。桃野も力を尽くしたいと思います。
■喜多見9丁目付近の野川緑道。カワセミもやってきます。(写真は世田谷区HPより)
コメントを残す