考え方が「ズレまくっている!」という話
世田谷区の「外郭団体」(※)について。
簡単に言うと、区のお金(つまり区民の税金)で、出資したり、予算をつけて運営している団体。
区役所がその事業を指導しているのはもちろん、区職員の天下り先にもなっています。
株式会社世田谷サービス公社、公益財団法人世田谷区産業振興公社など、その数は12。
私はこれまで数々、この外郭団体と区の関係、その業務内容について指摘をし、改革を促してきました。
私が議員になって2年、ほんの少しですが指摘が受け入れられ改善に向かっている部分もあります。
今日は、この外郭団体が示してくる”考え方”が「ズレまくっている」という一例を。
例えば、世田谷区産業振興公社。
この産業振興公社が平成24年〜25年の間に取り組むとしている「改善計画」をみると・・・
改善への取り組みとしながら定量的な指標を一切持たずに、その「検討」や「継続」としているだけ。
民間企業で働く方が見たら唖然としませんかこれ?
これは、他の外郭団体の「改善計画」をみても同じ状況です。
これでどうやって達成状況や成果を捉えるのでしょうか。
「ちゃんとPDCAで仕事やって下さいよ」
「民間の世界では当たり前の話ですよ」
具体的な事業名と具体的な赤字額もあげて、委員会で強く指摘させて頂きました。
こんなことだから毎年毎年、赤字続きの事業にも、繰り返し繰り返し判で押したように予算付けて、税金をムダにしているんです。
区民の皆さんの税金ですから、何に使われてどういう成果があったか、区民に見える状況にしてもらわないと困ります。
粘り強く、引き続き働きかけていかないと、区や外郭団体の姿勢は変わらないでしょう。
桃野、引き続き行政改革、取り組んで参ります!
※
世田谷区では、区が資本金、基本金、その他これに準ずるものの4分の1以上を出資している団体、及び継続的な財政支出を行っている団体のうち、特に指導・調整をする必要のある団体として定めている団体を「外郭団体」としています。
コロナ禍の中「発熱時に診てくれる医療機関が近所に無い」も考えられる状況です。こちらから「発熱外来を実施している医療機関の一覧」をご確認下さい。 風邪をひいてお医者さんへ行くのと同じ。心の不調を感じたら(子どもに心の不調が感じ取ったら)お医者さんに行くのも選択肢。身構える必要ありません。 ご自宅等の敷地内に大きなゴミ(街路樹の枝、よその看板など)が飛んで来た場合は、区の清掃事務所で引き取ります。 区民への区政情報発信は議員の大事な仕事なのに。余りにも自分に都合よく情報を歪めて発信する世田谷区議がいて困る。 世田谷区長の認識も改まるか。昨日の朝日新聞一面は「DV被害者の転居先を自治体が過って漏らしてしまう事例相次ぐ」
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