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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2025-06-16

どうなる?世田谷区の”火葬場問題”。解説動画作りました。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

現在、東京都議会議員選挙の真っ最中。中には「公営の火葬場を世田谷に!」と訴えている候補者もいました。今、東京23区において”火葬場”は一つの政治的課題になっているんですよね。

以下、解説動画を作ってみました。約2分半です。

東京23区内には火葬場が9つあって、その内訳は公営火葬場2つ、民間火葬場7つ。民間火葬場7つのうち6つは1企業が運営しています。

公営火葬場は江戸川区にある都営葬儀所、大田区にある臨海斎場。臨海斎場は港区、品川区、目黒区、世田谷区、大田区の5区が共同で設置し運営する施設ですが、世田谷区からは遠いこともあって世田谷区民の利用は全体の1割程度です。

近年、9つのうちの6つの火葬場を運営する会社が相次いて火葬料の値上げを行なっており、その火葬料は9万円ほどです。

一方、同じ東京でも多摩地域、例えば立川市などは住民であれば火葬料は無料。そういう状況でもあり、令和5年には世田谷区議会に提出された陳情「行政が運営主体となる新規火葬場建設を求める陳情」が全会派一致で「趣旨採択」されています。

ちなみに、桃野がX(SNS)でアンケートをとったところ、255票の投票をいただきまして、以下の結果となりました。

・火葬場をつくって/96%

・火葬場は迷惑施設/4%

火葬場は必要。

首都直下地震などの大災害時は環状7号線の内側には入れなくなります。そうするとご遺体をどこで焼けばいいのかという問題も出てきます。

一方、世田谷区内につくるとなると「どこにつくるのか」「周辺住民のご理解を得られるか」が大きな課題となるでしょう。

火葬場は、誰もが最後にお世話になる大切な施設、非常に公共性の高い施設です。民間企業が市場を支配し、火葬料がどんどん値上がりしていくことが良いでしょうか。

課題は課題として認めつつも、前向きな議論を進めていきたいと思います。

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