企画総務委員会メンバーで神戸市を訪問。神戸市役所の「働き方改革の取り組み」が今、全国的に注目を集めています。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
企画総務委員会メンバーで神戸市役所を訪問。
神戸市役所で進む「働き方改革の取り組み」が今、全国的に注目を集めています。
「市民のために高いパフォーマンスを発揮する市役所となる」、そして「市役所全体を明るく風通しの良い働きがいのある職場とする」、と数々の取り組みが行われています。
今回、神戸市役所の若手中堅職員に、様々な取り組みを教えていただきましたが「これは世田谷区役所よりもはるかに進んでいる!」という印象。
桃野は議員になる前に16年間民間企業でサラリーマンをしていましたので、役所と民間企業の違いはよくわかっているつもりです。
その中でも、民間の良いところはどんどんと取り入れていくべきだと具体的に提案してきました。
今回神戸市役所の取り組みとして教えていただいたことをざっとあげると。
【業務の生産性を上げる職場環境づくりとして】
庁内Wi-Fiの整備、フリーアドレス、で場所不問の業務体制づくり
窓口、現場でタブレット端末活用
ペーパーレス推進(誰が何枚印刷したか管理)
web会議の導入
グループウェアの導入
フレックスタイム制の導入
在宅勤務制の導入
などなど。
中でも良い取り組みだと思ったのは、「業務改革専門官」や「ICT業務改革専門官」に民間の世界で活躍してきた人材を、任期付き職員として採用していること。まさに民間のノウハウを具体的に庁内に取り組んでいくということですね。
加えて、職員を民間企業に派遣したり(平成28年度からスタート、現在まで20名程度が経験)、民間企業から人材を受け入れたりもしている(コーポレートフェローシップ)とのこと。
神戸市役所は21,000人以上の職員(市のHPより)が働く巨大組ですから、大きな改革をスピーディーに実行していくことは決して簡単ではないでしょう。市役所職員の話を伺っていると市長の強いリーダーシップのもとでこうした改革が進んでいるという面が強いようです。
働き方改革。
世田谷区長にも是非是非こうした取り組みを見習い、区役所職員の生産性向上に取り組んでもらいたいと強く感じるテーマです。
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