区への苦情は6年前から。区道を私物化する不法占拠を放置したままです。今年度中の解決を約束するも未だ進まずで大丈夫?
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
今回のブログも先の決算特別委員会の質疑から。
区内某所で、ある区民が区道を不法占拠していて、周辺の方々も迷惑しているという話。自分の家の前を通る区道の一方にバリケード、一方に蛇腹式の門扉を設置してまるで自分の家の庭、駐車場のように占拠しています。
この話は、今年3月の予算特別委員会で取り上げ、平成30年度予算で道路整備をする(不法占拠状態を解消する)と区が約束済み。今年度中というと来年の3月までですが、一向に状況は改善されていません。
■イメージ図。現在こんな状態です。
区道の一部に門扉を設置して通せんぼ。
もう一方はバリケード封鎖。
世田谷区へは区民から「迷惑だから何とかしてほしい」との声が遅くとも平成24年ごろから寄せられていましたが、これまで区は実効性のある対応を全くしてきませんでした。
そして桃野が議会で取り上げ際に区は、平成30年度中(つまり今年度中)には、道路整備(不法占拠している者に門扉とバリケードを撤去させた上で道路を舗装する)をする、そのための予算も平成30年度予算に計上すると約束しています。
そして、もう10月。
今年度に入ってから7ヶ月。つまり約束の期限まであと5ヶ月ですが、不法占拠状態は全く改善されていません。
区も不法占拠ということは認めていますから(当たり前ですが)、本気で解決に向けて取り組んでもらわなければ困ります。改めて区に取り組みを求めました。
区の答弁は「引き続き門扉撤去に向けて頑張る」といったものでしたが、本当に大丈夫なんだろうか。場合によっては強い手段も必要なのかもしれません。「ごね得」なんてことが決して無いよう、区にはしっかり対応してもらいたいと思います。桃野も引き続きこの問題フォローしていきます。
■質問の様子は以下から動画でご覧いただけます。
コメントを残す