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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2018-09-04

中央省庁で相次ぐ「障がい者雇用の水増し」。世田谷区役所でも発覚です。実際は法定の2.5%を下回っていました。

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
今朝の新聞各紙で報道されていましたが、世田谷区役所でも障がい者雇用について「水増し」がありました。
中央省庁で相次いで発覚した水増し。世田谷区役所でもか。
当然、許せることではありません。

障害者雇用率を誤算定 世田谷区、実際は法定下回る2.05% 】(日経新聞)


昨日(9/3)、区から区議会企画総務委員会に報告があり、その後区は、マスコミに対しての発表も行っています。

 

・障害者雇用率の算定に誤りがあった

・国に報告していた雇用率(6月1日時点)は2.51%だったが、実際には2.05%で法定雇用率の2.50%を下回った

・障がい者として算定していた116人のうち、障害者手帳の所有を確認でき、対象となるのは88人
・病気休業時に提出した診断書や本人からの申告だけで障がい者と判断された職員が26人
・職種上、雇用率へ算入できない保育士も2人も含めていた
・区は「障がい者手帳などの確認を求める国のガイドラインの認識が不十分だった」としている
・保坂展人世田谷区長は「区の信用を損ねる結果となり大変申し訳ありません。早急に是正します」とのコメントを出した
ひどい話。
世田谷区はこれまで外に向けては「障がい者雇用促進のための啓蒙活動」などを行ってきました。
ところが、自分達はこんなことをやっていたんですね。
そして、いつも記者会見を活用して自分の実績アピールには余念のない世田谷区長ですが、こういう場合は姿を見せず。「コメントをリリースしておしまい」というのもいかにも不誠実です。
■2018.09.03、企画総務委員会資料を添付します。
資料の件名が「障害者雇用率算定の点検について」というのも、自らの不祥事を矮小化したいという区役所の意思を感じますね。普通ここは「障害者雇用の水増しについて」、少なくとも「障害者雇用の誤った算定について」ではないの?
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