尊い「善意」が「危険」に変わらないように
11月9日(水)と本日11日(金)。
せたがや「介護の日」のイベントが世田谷区民会館で行わました。
ホールでは「高齢者終末期の医療と介護」をテーマに石飛幸三医師の講演。
ロビーでは「介護・福祉のお役立ちコーナー」が設置されていました。
私は以前、特別養護老人ホームで介護実習をさせて頂いた経験があります。
介護現場で働く方のご苦労を肌身で感じさせていただいたのは、貴重な経験です。
車いすを使った介助方法一つにしても、利用者の方に快適に安全に接するのは簡単ではありません。
お年寄りのみならず、歩行が不自由な方をサポートするために。
もしもの時、例えば災害時に、車椅子の方をどのようにケアするか。
知っておきたいポイントがいくつかあります。
以下にいくつかの例をご紹介します。
・車いすを自操している人を助けようと、後方から車いすを押したため、自操している人の手をまきこみそうになった。
→車いすを押す際は先ず声かけ。「手伝いましょうか」「押しましょうか」と必ず声をかける。
・車いすの操作介助をする際、乗車している人を怖がらせてしまった。
→車いすの操作は「ゆっくり歩く速さ」が基本。不意の出来事にも対処しやすくなります。
・車いすを停車させたところ、不意に車いすが動き出してしまった。緩やかな傾斜地であった。
→緩やかな傾斜地であると気付かずに、車いすを止めることがあります。
停車時には先ずブレーキをかける習慣が大事です。
善意があっても、最低限の知識がないと危険をまねく可能性があります。
注意が必要です。
以下の写真は乗り降りをスムースにする工夫が施された車いす。
片方の手すりがスライドします。
さらにボードを使うと、ベッドへの移動もとても楽になります。
介護用品も進化しています。
通常の車いすが¥300/月程度のレンタル費用であるところ、こちらは¥800/月程度だそうです。
(いずれも介護保険が適用されての価格です)
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