登下校中の小学生の交通事故が相次ぎました。悲しい事故をなくすために誰もができる「簡単なこと」。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
登下校中の小学生がトラックやダンプカーにはねられ死亡する事故が練馬区、町田市で相次ぎました。
いずれも小学校一年生。
朝は、いつもと変わらず元気に「行ってきまーす」と学校に向かった我が子が、もう二度と帰ってこないなんて。
桃野も幼い子どもを持つ親。ご家族のお気持ちを考えると心が痛みます。
今はただ、ただ、子ども達のご冥福を心よりお祈りいたします。
自動車の運転時には、当然、交通ルール遵守。
トラックなど大きな車には「死角が多い」「小さい子どもが見えにくい」ことも肝に銘じなければなりません。
更に、これからの時期は新学期。
まだ通学に慣れない子ども達が朝夕に歩いていることを、大人は心に刻み付けておくべきでしょう。
加えて、自動車の運転時に気をつけてもらいたいものを二つ。
(スクールゾーンとゾーン30)
■スクールゾーン
スクールゾーンは各警察で登下校時間帯進入禁止等の規制を掛けている道路。
世田谷区ではスクールゾーン規制標示の設置等を実施しています。
進入禁止時間でなくとも、子ども達の通行が多い前提で運転を。
「文」マークにも注意を。
教育委員会事務局が通学路と認めた道路の電柱に設置されたマークです。
「文」マークのある道路は、登下校時間帯に児童が多数通行します。
たとえ進入禁止になっていなくても、特に安全配慮を。
■ゾーン30
区域(ゾーン)を定めて時速30キロの速度規制を実施しています。
(登下校時間等に限っての規制ではありません、終日の規制です)
ゾーン30は、生活道路における歩行者や自転車の安全確保を目的としたもの。
世田谷区では主に小学校周辺で整備されています。
運転者は30km/hを制限速度として、必要に応じて徐行運転などして頂きたいと思います。
ゾーン30は、世田谷区内では以下の場所で整備されています。
玉川4丁目
赤堤2丁目
喜多見3、5丁目
弦巻3丁目
代沢1、2、3丁目
喜多見6丁目、大蔵5丁目
※大田区との境に「田園調布2丁目、玉川田園調布1丁目」という区域もあります。
★ゾーン30の整備区域については警視庁のサイトを参照
交通ルールの遵守は当然ですが、運転者の「思いやり」で防げる事故も多いでしょう。
「子どもが歩いているかもしれない」
「死角に子どもがいるかも」
常に意識をしなければと、自戒をこめて。
悲しい事故をなくすために。
世田谷区の堀教育長はじめ教育部門の幹部職員。区民の大切な税金を扱っているという意識が希薄だと言わざるえません。 9月30日まで。区内各地の「おやすみ処」で休憩&冷水が飲めます。熱中症に注意が必要な季節。お気軽にご利用下さい。 執筆者も区も「良い区史を作りたい」との思いは同じでしょう。「原稿は自由に書き換えます」では、互いに思いを共有し良い仕事をすることなどできるのか。 区職員による区営住宅不正入居事件。新たな不正発覚。区は職員の不正を防ぐ立場、住宅の管理者の立場から対策が必要。 「いわゆるヒラの職員であっても運転手つき公用車で移動」はやめるべき。あまりに区民感覚と乖離しているし、コスト高でもある。そして今日の委員会にて。
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