川崎市の中学生殺害事件。事件現場は多摩川をはさんですぐ目の前。それゆえに・・・
昨日は、児童館に伺っておりました。
「平成26年度第2回喜多見児童館地域懇談会」
児童館は、乳幼児の親子連れから中高生世代まで、だれでも自由に利用することができ、多くの子ども達が放課後、仲間と様々な時間を過ごす施設として利用されています。(遊び、読書、おしゃべりなどなど)
桃野は、定期的に開催される児童館の懇談会には(公務と重ならない限り)欠かさず出席をしています。
子ども達が安全に、そして健やかに育って行くサポートをする場所として、どういう課題があるのか。
より良い施設にする為にどういうことが必要なのか。
この懇談会で、児童館のスタッフや地域の方からお話をうかがう中で考え、政策づくりのヒントを頂いています。
昨日の懇談会では、地域の方から不審者対策の他、子ども達の安全対策に関する声も寄せられていました。
川崎市で、中学生が18歳の少年に殺されてしまった事件もありましたが、喜多見児童館は、その現場から”多摩川をはさんで向かい側”といったところに位置します。
やはり多くの方にとって、他人事とは思えず、子どもの安全対策に改めて意識が高まるきっかけとなっているようです。
そして「子どもが不審者に追いかけられた」といったことも児童館周辺で起きているようでした。
児童館は何かあったときの「駆け込み寺」としての機能も果たさなければなりません。
児童館は、少人数のスタッフが運営する中で、一日数十人の子ども達が利用する施設。
その一方で開館時間を19時までに延長している施設もあります。
夜が更けて行けば、不審者対策などもより丁寧に行なわなければならないでしょう。
事件が起きた時に、どのように子どもを守って行くのか。
犯罪を未然に防ぐ為にはどうすればいいのか。
桃野からは、先日の「世田谷の子ども殺害予告事件」「2001年の大阪府立教育大附属池田小で起きた無差別殺人事件」などを例に、安全対策についてお話をさせて頂きました。
安全対策に終わりはありません。
地域の方、行政、議会、一体となって取り組みを進めて参ります。
桃野は、地域懇談会での声をいかしながら、現在会期中の世田谷区議会で具体的な政策提案を行なって行く予定です。
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