世田谷区議会では、もっと区民が請願権を使いやすいように、新たな取り組みを始めます。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

昨日のブログに続いて、今日も「請願・陳情」について。

「請願」や「陳情」は、区政に関する事柄について、区民の皆さんが直接区議会に要望できる制度。例えば「国に対して〇〇に関する意見書を提出してほしい」「区内に＊＊＊をつくってほしい」「△△についての条例を作ってほしい」などなど区民の方から寄せられた請願や陳情について議論をし「採択」「不採択」「継続審査」などと答えを出していきます。

以下関連ブログ。

どうなる？【再審法改正を求める意見書を国会・政府に提出することを求める陳情】

請願権は憲法で保障された国民の権利。憲法16条で以下のように定められています。

第十六条　何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。

世田谷区議会では、こうした請願権をもっと区民が使いやすいようにしようと新たな取り組みを始めます。

これまでは議会に「文書で提出してください」とお願いしてきましたが、今後はインターネットを使っての請願・陳情の申請が可能になります。

本日の議会運営委員会にて正式に決定しましたので、準備が整い次第（数日中の予定です）、オンライン請願・陳情が可能になります。ぜひご活用ください。

※7/5追記、オンライン請願・陳情が可能になりました。世田谷区議会のサイトから申請してください。

【請願・陳情】（世田谷区議会のサイト）

◾️以下、本日（7/4）の議会運営委員会の資料より。世田谷区議会のサイトに以下のようにアップされます。赤マルの部分が新規取り組みです。

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