デザインって改めて注目すると面白いですね。そして身の回りのあらゆるものはデザインされてるってことに気づきます。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
桃野が区議会議員の役割として大切にしていることの一つが「情報公開」。つまり区政の実態を区民の皆さんに知っていただくことです。そして知ってもらうためには、こちらからは「伝える」努力を惜しんではなりません。
桃野は、朝の駅頭活動やタウンミーティングなどで毎回「区政レポート」をお配りしているのですが、この区政レポートは、一方的にお配りしているわけではなく、桃野にとっては大切なコミュニケーションツールなんです。朝の駅前、通勤途中の忙しい中の数秒のやりとりであっても、区政レポートについて様々な意見を頂くことができます。
「いつもこれ(区政レポート)楽しみにしているよ」
「前回、区政レポートに出てた○○は、自分は賛成(or反対)」
「世田谷区でこういうことがあるんだね。知らなかった・・・」
区政レポートの中身についてご意見を頂くのは本当に有難い事です。それは桃野の政策や具体的な活動に対するご意見や評価ですから、とても参考になります。
区政レポートは区議1期目はプロにお願いしていたのですが、2期目からは自分のパソコンでイラストレーターを使って自作しています。イラストレーターについてもデザインについても独学、手探りで作り始めてもう直ぐ3年というところ。
■現行版はこちら
A4レポートの3つ折、裏表という小さなスペースに「知ってもらいたいこと」をレイアウトするのは結構難しい作業。
「もっと余白があった方が読みやすい」
「もっと改行して」
など、読みやすさについてもご意見を頂くことがあって、これもいつも大変ありがたい意見として受け止め、試行錯誤しながら作っています。
もっと読みやすく、わかりやすいレポートを作りたい!
ということで、レイアウトやデザインについて解説した本を一冊読んでみました。この手の本を読んだのは始めてで「もっと早く読めばよかった!」というのが正直な感想。やはり学びの基本は「本を読むこと」ですね。
タイトル、リードの正しい付け方。
レイアウトにおける縦組みと横組みから生まれる違い。
書体、サイズ、色、ウェイトが読み手に与える印象。
分割、対比、ブロックレイアウトなどなど。
一冊読み終わって、街を歩くと、何もかもが「デザイン」に見えてくるから不思議。目からウロコですね。
例えば。。。
スポーツジムの看板。色は三色ですが、青地に白の文字、青地にオレンジの文字、オレンジ地に青の文字と組み合わせに工夫がされていますね。書体は「FASTGYM」はスポーティーな印象、「Open 24 hours」は視認性よくスッキリ、「TIPNESS」を目立たせてブランドを強調など。
こちらは駅で見かけた宣伝ポスター2種類。同じ江ノ電のポスターでトーンは似ているけど、訴求点はちょっと違うよう。前者は名所へ誘導するための工夫。後者は「江ノ電」のイメージを前面に押し出したものですね。「盛り込む要素」「レイアウトによるメリハリ」に違いがあります。
デザインって改めて注目すると面白い。そして身の回りのあらゆるものはデザインされてるってことに気づきます。
次回の桃野の区政レポートにご期待ください。これからも勉強を進めて「伝わりやすい区政レポート」へと進化させていきます。(と言っても急にはあまり変えられませんけど)
皆さん、区政レポートへのご意見、これからもお待ちしております!
コメントを残す