世田谷の歴史、自然などを映像で知ることができる貴重なアーカイブ。区が有効活用に取り組むことを期待します。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
今日は我々の会派「無所属・世田谷行革110番」の幹事長、大庭正明議員の議会質問より。
世田谷区には、まだまだ有効活用されずに眠っている「大切な資産」があるという一例。
皆さんは、世田谷区役所に眠る膨大な「映像アーカイブ」の存在をご存知でしょうか。
「風はせたがや」全540作品。区内の街並みや伝統行事、地域の催しなどを紹介する広報番組として昭和60年10月から平成8年3月までの間に外部委託により作成された作品で、過去テレビで放映されたものだと言います。
番組が制作されていた11年間の「テレビ広報」事業の総経費は約20億円で、うち番組制作費は約13.5億円(250万円/本)。昔のことでもあり、どう言う経緯で行われていた事業か桃野は詳細を承知していませんが、今となっては「無駄遣いでは?」という気持ちも湧いてきますね。とはいえ、すでに作成、保有している資産ですから有効活用が肝要ということになるでしょう。
さて、この映像は現在、データをDVD化した上で昨年から(昨年まで何してた!?)区が貸し出しを行っていますが、御察しの通り(?)貸し出し実績はほとんどありません。そもそも、そういうことを知っている区民がどれだけいるのでしょうかって話です。
そして仮にその存在を知ったとしても今時、その手のものをわざわざ区役所まで足を運んで借りる人は多くないはず。多くの人に見てもらう、活用してもらうことを考えれば、DVD貸し出しと合わせて、オンラインで手軽にパソコンやスマートフォン、タブレットから見られるようにするべきでは。
今回の質疑で区は以下の様な答弁。
・全540作品の公開には一定の時間とマンパワーがかかる
・具体的な課題を整理し、公開できる様進める
世田谷の魅力、これまで培われてきた世田谷の歴史、自然などについて知ることができる貴重な映像アーカイブです。区が有効活用に取り組むことを期待いたします。
「風はせたがや」全540作品のリストはこちらから(大庭正明議員のサイトより)

教育は子ども達の置かれた環境、状況についての配慮も大事。区側、区教委側の大人の都合で効率の良さを求めるだけで良いはずはありません 
耐震診断の次は、耐震性向上に向けた改修。スピード感をもって対応しなければ、区民の安全・安心は守れません 
就学年齢に到達しているのに学校に行ってないなどの子ども、それ以外でも「虐待を受けているのでは?」と感じる子どもがいたら、ダイヤル「189」へ。 
桃野はワクチン接種推奨の立場ですが「接種しない」判断が尊重されるのも当然です。どちらの考えにしても、科学的合理的な根拠に基づき判断すること、そして考えの違いから互いを罵り合うことのない社会を。 
学校には、子ども達が安心して自分を出せる安心感、それぞれの生き方を尊重される空気感こそ必要。










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