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2025-08-15

私には「好き嫌いなく食べなさい」と言う父が「かぼちゃは食べたく無い」と。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

今日、8月15日は終戦の日。80回目の節目となります。

1945年の8月15日、昼12時。

昭和天皇がラジオを通じて我が国は戦争に負けたと国民に伝えました。謂わゆる玉音放送。

「耐え難きを耐え、忍びがたきを忍びー」

は、戦後に生まれた我々も歴史の一コマとして何度も見聞きしたフレーズでしょう。

国際的に日本が降伏したと認識されるのは1945年9月2日。

この日東京湾に停泊するアメリカ戦艦ミズーリ号の上で、日本政府代表の重光葵外務大臣と梅津美治郎参謀総長が、連合国代表はダグラス・マッカーサー元帥が、降伏文書に署名しました。

そして、1951年9月8日のサンフランシスコ講和条約。

大戦終結の平和条約が日本と48の連合国の間で結ばれ、そこから日本の復興が始まりました。

大戦で命を落とされた全ての方々、そして復興に尽力された先達に心から哀悼の意を捧げます。そして、今の我々の平和な暮らしがあることに感謝し、戦争のない社会を守っていくことを誓います。

本日は全国各地で平和を希求する集いが開かれました。

日本武道館で行われた政府主催の全国戦没者追悼式は、参列予定者のうち80歳以上が46.8%、80歳未満の戦後生まれが53.2%と、戦後生まれが初めて過半数超とのことです(2025.08.15朝日新聞夕刊より)。

年々、”記憶”が薄れていく戦中、戦後の暮らしですが、それを伝え聞く世代が、戦争が起こると暮らしがどうなるのか人の心がどうなっていくのか胸に刻み、次の世代にも伝えていかなければなりません。

桃野の子ども時代の話です。

私には「好き嫌いなく食べなさい」と言う父が「かぼちゃは食べたく無い」と。理由を聞くと、もう食べたく無いと思うほど食べたし、あの頃のことを思い出すから嫌なんだと。昭和17年生まれと、幼少期を”戦後”に生きた父が語った思い出です。

戦争は嫌だ。

全ての人類の思いだと信じます。

◾️写真は東京都のサイトより。昭和26年(1951年)の東京。

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