区立中学校で「飲料の自動販売機設置」はあり?なし?さて、世田谷区の場合は。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日のブログも先の予算特別委員会より。
区立中学校での飲料自販機設置について質疑しました。質疑の様子は以下の動画でご覧ください。
世田谷区立の小中学校の中で、一校だけ自動販売機を設置していた桜丘中学校。
生徒達が生徒総会で要望をまとめ、令和4年6月1日から飲料の自動販売機が「試行設置」されていました。これが設置事業者(ダイドードリンコ株式会社)との試行設置契約が終了すると言うことで今年3月31日で設置は終了へ。
区は昨年(令和6年)12月18日の区議会文教委員会で設置終了と試行設置の検証結果を報告していますが、その資料を見ても今回の設置をどう評価しているのか(良いことなのか否か)がよくわからないと言うのが桃野の実感です。
区は、災害時の飲料確保や熱中症予防対策、更には自販機を題材にした環境教育といった視点で様々な報告をしていますが、桃野にはその内容は「生徒の視点」とはズレていると感じています。
要は「学校でジュース飲みたい。休み時間に、お茶や水だけではなくジュース飲んだっていいでしょ!」が子ども達の視点ではないでしょうか。
それに対して大人はどう考えるのか。
「学校は勉強するところだから、嗜好性の高いものはだめ。お茶や水を飲みなさい」との考えもあるでしょう。「休み時間に飲むんだから自由に好きなものを飲んでもいいのでは」との考えもあると思います。
さて、世田谷区立の学校はどう言う考えで臨むのか。
先ずはここに答えを出さないと、自動販売機設置をよしとするのかしないのか、設置するならどう活用するのか、などなど、議論が先に進まないのではないでしょうか。
(※事業者も水やお茶だけの自動販売機では売り上げが伸びず、商売にならないという一面もあると思われます)
区の答弁は「今後、学校長や保護者の意見も聞きながら改めて判断する」といったものでした。今後、議論が前に進むことを期待しています。
いつもは保坂区長の政策に厳しい評価を与えている桃野ですが、今回ばかりは、あべ力也議員の振る舞いには”ドン引き”。区長に同情を寄せています。 本日は世田谷区議会臨時会。新たな副議長は40数年ぶりとなる女性副議長に。新たな監査委員にも女性(前世田谷区役所総務部長)が選任されました。 もし発熱したらどの医療機関に行けばいい?自宅でなく出先で発熱したら?東京都のサイトから、スマホなどで近くの医療機関を簡単に探すことができます。 世田谷区パワーリフティング選手権大会へ。体重50kg足らずのスマートな男子高校生がこの記録!すごい! ふるさと納税。区の発表では令和4年度のふるさと納税による区税への影響額は約86億円。多額の流出です。さて世田谷区の対抗策は?
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