地域に愛される保育所が今後の成功例となって、待機児童解消への良き一歩となることを期待しています。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
これまでブログでも取り上げてきましたが、世田谷区は待機児童全国ワースト1を続けています。
子どもを預けたくても預けられない、働きたくても働けないという方が日本で一番多いという状態。
不足しているということは、とにかく作るしかないわけですから、桃野は議会で「とにかく土地の確保、保育士の確保が必要。もっと予算を割くべき」ということについても取り上げてきました。
そんな世田谷区にあって、良いニュースの一つと言っていいでしょう。
今日4月1日、東京都内3ヶ所を含めて全国6ヶ所で、初めて都市公園内に設置された認可保育所が開設しました。
これは、都市部の保育所の用地不足を改善するために政府が、国家戦略特区制度の活用に基づき都市公園法の規制を緩和したことで実現した開設。
世田谷区でも都立祖師谷公園内に「茶々そしがやこうえん保育園」が開設しました。
以下、本日(2017.04.01)の東京新聞記事より。
「茶々そしがやこうえん保育園」は保護者や住民が無料で利用出来るカフェを併設。
屋上で地域住民を招き桜の花見会を開く計画もある。
運営する社会福祉法人の担当者は「開かれた保育園にして理解を広げ、地域になじみたい」と話す。
子どもの声のうるささを心配する住民もおり、園舎の住宅側に窓を設けない対策も取った。
(引用以上)
公園内に保育所を設置することについては「子どもの遊び場が奪われる」「騒音が心配」「交通事情が悪化する」などの理由で地域住民の理解を得られれない例もあると聞きます。
【杉並区、公園転用で保育所整備 区と反発住民の溝埋まらず】(東京新聞)
祖師谷公園内保育所の例では、これまで大きな反対の声はないと聞いています。今回の新たな試みが引き続き、近隣住民の皆さんのご理解を得て進む事、そして地域に愛される保育所が今後の成功例となって、待機児童解消への良き一歩となることを期待しています。
■都立祖師谷公園(東京都公園協会のサイトより)
「期限内にお金が集まらなかった」→「目標金額が近いため、募集期間を延長する」っていう表現が役所らしくて笑った。 世田谷区の人口が「100万人に達する」という状況で、従来の地域行政制度、従来の特別区、で自治が成立するのか 本日は「桃野芳文タウンミーティング」を開催。多くの方にお集まり頂き質疑応答も充実。参加いただいた皆様に心より感謝です。ありがとうございます。 経産相「選挙区内の葬儀で香典」で辞任。議員からの中元、歳暮、香典、お祝い等、あらゆる贈り物は違法行為になります。 トンガの大規模噴火は決して他人事ではありません。国は「富士山火山広域防災対策基本方針」にて、都内は2cmから10cm程度の降灰と予測しています。
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