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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2011-07-28

世田谷区の放射線量測定(シンチレーションサーベイメータ)

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 福島原子力発電所の事故以来、多くの区民の方から、「放射線」についてのお話を伺います。
 特に小さなお子様を持つ親御さんの不安はとてもよく理解できます。
 私も小さな子を持つ、世田谷区民の一人です。
 
 区に対しては、きめ細かい放射線量の測定や、学校給食での安全性確保など、政治活動のあらゆる場を通じて働きかける日々です。
 そんな中、小中学校のプール、保育園や幼稚園の園庭、区内各所の公園など、区内の放射線量の測定も徐々に進んできたところです。
 (もちろん、対応のスピード感については満足しておりません!)
 (これは区長就任直後より訴えています。5月16日のブログ参照願います。http://www.momono-yoshifumi.net/?p=43
 
 先日、ようやく世田谷区にもシンチレーションサーベイメータが到着しました。
 富士電気社のNHC7という機器で購入金額はおよそ50万円。
 既に区のホームページでも公表されていますが、公園での測定等に使われます。
 本日は、放射線量の測定に関する世田谷区の対応について、環境・エネルギー特別委員会で関連質疑が行われたのち、実際に若林公園で測定の様子が公開されました。
 
 私が、以前、個人的に区内各地の放射線量を測ってまわったのは、ガイガーカウンターを使用しての測定。
 今回はシンチレーション式サーベイメーターでの測定を、実際に目にする初めての機会となりました。
 (以前行った区内各地の計測の様子は6月8日のブログを参照願いますhttp://www.momono-yoshifumi.net/?p=228
 
 実際に測定の様子をみると、熟練した作業が必要ではないように思います。
 一台50万円弱と、決して安価といえる機器ではないですが、一台と言わず、もう少し台数を増やすことは可能だと思います。
 また、使用経験のある職員が増えてくれば、区内各所を一定のメッシュで区切った、きめ細かい測定を行うことはできるはずだと感じております。
 引き続き、測定場所、頻度については区民の皆様の要望に応じて、柔軟に対応するべきと要望を致します。
 
 本日の委員会の中では、公園中心部だけでなく、側溝や雨どい、茂みなど、数値が高い傾向にある場所も重点的に測定を進めるよう、要望済です。 
 そちらについても引き続き状況をフォローします。
 測定結果については、世田谷区のホームページにて随時公開されますのでご参照ください。
 http://www.city.setagaya.tokyo.jp/020/d00035061.html
  

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